「となり町に行くだけだけど♡」


ああああ


プーよ


もし携帯で話していなければ


おれはお前をすぐ抱きしめたにちがいない


俺を遊園地につれていかなくても


言葉のマジックだけで


ジェットコースターに乗らせた様な気分にさせるのは


この広い世界を探してもきっと


お前しかいない


「もしリサにアタックするならがんばれよ。応援するから」


ああああ


プーよ


今俺のほっぺに流れているのは


汗だけではないと


俺は気が付いた


そしてもうひとつ重要なことに


俺は気が付かないわけにはいかなかった・・・