「リサ!」


「おっス マイケル♡」


ついうっかりリサと廊下で


この様なやり取りを朝の最初の休み中にしてしまうと


もうその日は終わったといっても


過言ではない


どうしておっスなのか


どうしてもう少し立ち止まって


話をする勇気がなかったのか


考えるだけで


次の授業は終わってしまう


例えその授業が国語の授業で


世界中の詩人の言葉を勉強したとしても


もう何も俺のハートには届かないのだ


しかももっと最悪なのはお昼休みだ・・・