ど、どうして


プーしか見えないんだ


「おーい マイケル」


プーが俺を見つけると手を振って俺を呼んだ


もしかして事故ーーー?


最悪のシナリオが俺の脳裏に浮かんだ。


プーよ


待ってくれ


俺はまだ心の準備ができていない


俺は目を閉じる


でもプーは


待ってくれない


あ、ああ


プーの声が聞こえるゥ・・・


「今日の雨でな 陸上部の練習が中止になってリサは家族の用事でこれなくなったんだ」


ああああ


そういうことだったのか・・・


でもそうさ それでいいのさ


俺たちの青春の土曜日の午後はまだ始まったばかり・・・


☆第2章 完☆