そしてそのまま


本能のままに


父ちゃんと母ちゃんは


俺を抱きしめてくれたのだ


そうして母ちゃんは


俺に優しくこう言ってくれた


「マイケルよ。こうやって男の子は男になっていくんだよ。」


母ちゃん、俺は立派な男になってみせるよーーー


「心配しないでもう一度ベッドに入っておやすみ。お昼前に起こしてあげるから」


父ちゃんはただ黙って俺を見つめていてくれた


俺は言おうと思った


今まで育ててくれてどうもありがとう、と


でももう喉まで来ているのに


でてくるのは涙だけなんてーーー


「マイケル おやすみ」


俺はもう何も心配することもなく眠った。


そして俺が目を覚ました時


俺は目を疑った


ああああ


ありえないぜ・・・・