ほ、本当は


俺は別に何も着飾る必要のない


たったひとつの花として


堂々としていればいいんだよと


母ちゃんは無言で


それを教えてくれているのか・・・


か、母ちゃんは


実はほんとうはすごい女だったのか


若い頃 きっとリサの様な女の子だったにちがいない


ああああ


ありえないぜ・・・


涙があふれて止まらないーーー


そしてこの熱い胸に


あふれる気持ちはなんなのか


これが俺がずっと


憧れて続けていた


愛というものなのか


そしてこれこそまさに


今日俺が挑戦しようとしているものなのか・・・


あ、あ、あ・・・


な、なんということだ・・・


あ、ありえないぜ・・・


お、俺は信じられないものを見ている・・・