「…ふぅん。」
「ふぅんってそれだけ?」
ミチの余りにも興味のなさそうな声に力が抜けそうになった。
小学生の時からミチとは友達で、中学の時はよくこのファミレスで語ったっけ。
高校に入って、中学の時よりは少なくなったけどそれでもこのファミレスには毎回お世話になってる。
今日もドリンクバーだけで粘るつもり。
「ってかもうずっと前から好き同士なんだと思ってた」
…ん?ちょっと待て。
「好き同士ってなに?」
「え?好きなんでしょ?カオル君のこと。オッケーしたんじゃないの?」
うおーい。
頭が痛くなってきた。