ずっと3人で、野球やってバカやって…
そんな日が続くと思ってたから。
「卒業したらリュウヤは大学に進学するわけだし、そしたら大学の友達とワイワイやって、あたし達のことなんか忘れて行っちゃって。
カオルも、どうすんのかわかんないけど就職にせよ進学にせよバラバラになるじゃん?
そうなっていっちゃうんだろうけどさ~…。
寂しいなって思っちゃったりなんかしちゃったり…ね」
別に進学してほしくないわけじゃないけど…。
ようは、ひとりだけ取り残されてる気がして仕方がなかったんだ。
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