DEAR 遊庵


ずっと貴方の背中だけを
追い続けてきました

けれどそれは
“逃げ”でしかなく
ただ真実から
眼を逸らしていただけだと
戦友と剣を交え
初めて知りました

貴方は師であり
兄であり
最高のライバル

いつか必ず勝つと
誓ったあの日から
俺はずっとこの日を待っていた

貴方と剣を交えるこの日を

そして
貴方を越える日を