「咲チャン、杏チャンごめんね
うちのせいで負けて…」
『愛理のせいぢゃないッて!!
負けたのはみんなのせい!!』
「咲チャンありがとう」
『愛莉チャン、ちょっと話をいいかな??』
「徹先生…」
徹先生は荒木先生の息子さん。
道場に行ってるときからある話を受けてたんだ…
最初は嫌な話だった。
けど、徹先生は面白くてこの頃では剣道もすきになり始めてた。
『愛莉チャンは上手くない、でも素晴らしい物を持っている。
僕が全国を見せてあげる。
一緒に剣道をしないかい??』
この大会の前は両親とも話をして、ずっと迷ってたの。
でも、負けた時私の気持ちが決まったの…
「やります。」
『そうか!!
じゃぁ、紹介しとくよ。
この子は大分の方の仲村晃だ。
全国優勝の経験も持っている。
2人が僕が声を掛けた一期目だ。
よろしくな!!』
「よろしくね!!」
“こちらこそ!!”
(否、”晃セリフ“、「愛莉セリフ」)
これが出逢い