プルルルルル…



「もしもし?」

『深川さんのお宅ですか??
○中の剣道部のコーチの荒木と申します。
愛莉さんいらっしゃいますか?』


「あっ…
私ですが」


『愛莉チャンか!!
久しぶりだね?元気してた?』


「はい元気です。」


『実は君を私の道場の名前から試合に出したいんだが…
出てみないかい??』


「私ですか?!
でも…」


『大丈夫だよ!!
気楽に構えてていいから。』


「でも…
私キツい練習嫌いだし、逃げるかもしれないですよ?!」


『大丈夫!!
名字は深川でよかったかな?』


「そうですけど…
ほんと無理ですよ」


『大丈夫!!
道場の練習は週三回で月・水・金だから!!
来週から来るんだよ?!
ぢゃぁ、また来週!!』


「え?!
ちょっと!!」


プー・プー・プー








えぇぇ~?!






ほんと無理だぁぁ!!!!!