*瑠璃×あおい side*



「脚ね……」


「へっ……?」


急に何か言い出すと思いきや瑠璃の脚をじっと見つめるあおい。






事の発端は―――…


「やっぱもう一歩進展させたいわよね」


「…そう、だね…」


と答えた瑠璃から始まってしまった。




凜久を今度買い物に誘ったんだ!

凜久と並んで歩いても、恥ずかしくないように…むしろ、お似合いって言われるように可愛くなりたいっ!



そんな事を話されたあおいはしばらく考えた後。



「脚ね……」


そう小さく呟いたのだ。