しばらくその写真を眺めた後、僕は1階まで下りた。 「あらっ、早いじゃない」 びっくりしてるお母さん。 「まぁね」 いつもより少し早い朝。 いつものように学校に向かう。 教室に一歩足を踏み入れると夏休み明けのせいか、いつもに増して笑い声が響いていた。 授業中、ふと思い出した瑠璃の消しゴム。 結局、何が書かれていたのかは知らないけど僕も書いてみようかな。 そんな気分になった。