安心しきられるのもいいけど、やっぱり刺激もなくちゃね。


だから、やり過ぎないように瑠璃をドキドキさせあげるから…ね?





周りから見れば森の中で抱き合う男女。

しかもひとりは上着てないし。

下着はちゃんと付けてるけどね?



…異様な光景なのかもしれない。



――けど、瑠璃にたくさん近づけた夏休み最後の日。



「凜久、暑そうだね?髪、しばってあげる」


手首に付いていたシュシュを取ると、僕の髪をひとつに結んだ。


可愛い、可愛いと連呼しちゃってる瑠璃にはやっぱお仕置きが必要なのかも。



僕の理性がちゃんと保っていられる内に、僕のTシャツを着させた。


いくら水着って思っても…ねぇ?