っていうか、瑠璃なら凜久くんと並んで歩いていても申し分ないくらい"お似合いのカップル"に見られると思うんだけど…。



本人は真剣に悩んでいるようなので、その事は敢えて言わず、ちゃんと考えることにしたあおい。




「あ、脚……?」


放課後の教室で、机に座る瑠璃とイスに座るあおい。

お互いの視点の高さが違うあおいは目の前でプラプラさせている瑠璃の脚に注目したのだ。


モデル体系で背もスラッとした瑠璃は脚が長い。


これを最大限に引き出す服は…



* * * * *




「スカートなんてどう?とびきり短いやつね」


「……ん?」


短いスカート…?

あおいには申し訳ないんだけど…