あなたと出会ったのは入学式当日。 きさくに話しかけてくれたあなたに私もすぐ打ち解けることができた。 私は今まで男友達も普通に居たから別に恋愛感情も抱いてなかった。まあ当然あっちも。 ただ私の変わってるところと言えばアニメが大好きな世に知られる「ヲタク」というやつである。 「ヲタク」であることは自分で誇りのようなものだったから隠してなんかなかった。恥ずかしいだなんてこれぽっちも思ってなかった。