「なんだ今日休みかぁ〜」

ホッと一安心したが、今日の日付にチェックがされている。

…今日何か予定入れてたかな。


―♪♪♪―


ベッドの下から着信音が聞こえた。

「いつの間に転げ落ちたんだよ…」

携帯を開くと莉世からだった。


「もしもし、莉世?」

『愛輝今どこ?!もう駅着いたよ』

「え?…どこって……あ、…ま、まさか今日和美のカフェに行く日だったっけ?!」

『今日約束してたじゃん!12時に駅で待ち合わせって』

…わ〜、すっかり忘れてた!!

『愛輝ぃ〜早く来ーい!』

…え?この声は…明心?!

「ちょと明心、来るなら前以て言えよな〜」