「まぁ、でも…自信持てよ。大丈夫だから」

「うん」

返事をしながら、私は記憶を巡らせていた。

何もかも上手くいかなかったあの頃は…何か自分に原因があったのだろうか。

自分の心にいた神からの…天罰だったのかな。

誰も味方なんかいないと思っていた…あの頃の私。

泣いてばかりで生きていた…あの頃の私。