レイは




玄関の中まで




荷物を運んでくれた






「じゃあオレ帰るね」




『うん。気をつけてね』







そう言って



レイが見えなくなるまで





見送った







空を見上げる






雲ひとつない



満天の星空







『ふぅ』















溜め息をついて




私は




家に戻った