レイは変わらず出ようとしない





誰からか確認もしない






きっと分かってるんだろう




相手が誰か









しばらく





私も何も言わなかった








二人の間に響く






長い






長い






着信音







無意味な







着信音








まるで









私達の








心の距離みたいに