レイの携帯は鳴り続けていた
それでもレイは
まるで聞こえていないかのように
海を見つめた
そして
一つ深呼吸
私の方を見て
いつものレイの笑顔
「帰ろうか」
それでもレイは
まるで聞こえていないかのように
海を見つめた
そして
一つ深呼吸
私の方を見て
いつものレイの笑顔
「帰ろうか」