「いつも笑ってる人…」







レイは




海を見ながら




呟いた







『ポジティブな人?』




「そうでもない」




『お笑い系?』




「バカ系」




『頭悪い感じ?』




「頭痛い感じ」




『それっていい所なの?』



「どうだろう?」




『褒めてないよね?』




「絶賛してるだろ」




『レイ、変わってるね』




「まぁな」




『タイプだよ?』





「そうだよ」




『訳分からん…』









「いつも笑ってるから、その笑顔見るとこっちもつられて笑ってしまう。そうしたら、頑張ろうって思えるんだ」