深呼吸して




中央出口に向かう








そこには





少し大人になった






レイの姿があった












高校まで真っ黒だった髪は





少し明るめに染められ





少し




背も高くなった気がした







私に気がつくと





笑顔で手を上げた






「久しぶり」









そう




笑った彼に

















私は







三度目の恋におちた