「ナオ」




優しいレイの声




もう




聞けないのかな









『何?』





「ちょっとだけ飛ばすね」




『うん』




レイは




一緒にいるの嫌なのかな




だから




早く着きたいのかな





さっきから私




マイナス思考だ




せっかく




一緒にいるのに







このままじゃダメだ






『レイ』




「何?」




『コンビニ寄っていい?』



「うん。すぐ先にあるからそこでいい?」




『うん。ありがと』









車を停めてもらい一人でコンビニに行った





レイにバレないよう深呼吸




よし







後少しでも





一緒にいれた時間を忘れないよう




大事に過ごそう