「ううん。」


「え？」


「･･･寂しい人間なんかじゃねーよ」


「･･･」


「桃子ちゃん･･･辛かった？」


「うん。」


「じゃあさ･･･俺と家族になろう」





え！？





俺、何言ってんだ！？




それって結婚しようっつってんのと





変わんねぇんじゃねー！？





「太陽･･･」


「俺は桃子ちゃんと親戚なんかになりたくねぇ。家族になりてぇ」







プロポーズ！？







俺ってやっぱバカだぁ･･･




フラれるに決まってんじゃねーか･･･





「･･･いいの？」


「えっ・」


「あたし、太陽の家族になっていいの？」


「･･･うん」


「･･･よろしくお願いします」




ニコッと笑った桃子ちゃん