「きみえぇ!ちょっと待てぇ!お前は今は逃げないとダメだ。デモ、おれは、お前といれて、そして、子供達といれて幸せだった。」


智也は美稀に抱きついた。

ここのシーンで、手をつなぐのに、なぜか抱きつかれた。


美稀は頭が真っ白になり、セリフを忘れた。


智也が耳の横でささやく。
「適当に言え」


美稀は戸惑った。


デモ今の気持ちを言お!

「私もあなたといれて、幸せだったわ。」


美稀は智也が好き。


智也ともぉ度。


「俺はお前が好きだ。」

智也は小さな声でささやく。


すぐに、次のシーンに移った。




END


2年の劇が終わった。