「美稀、プリ撮りに行こうよッ」


「プリッ!?」

プリなんて、付き合ってる訳でもナイし……


「おぉそうしよッ」

竜生が興奮しだして、撮りに行く事になった。

カンカンはすぐ後ろだったから、すぐに着き、プリコーナーに入った。


他の人もいっぱい撮りに来てた。カップルから、友達同士やら。


『はいチーズ』



撮りおわり、分けるために、ハサミを探してる間、プリを見ると、美稀と竜生が横になっている、写真が多かった。


「楽しかったな!」

竜生は笑顔で言った。


「俺ら、そろそろ戻るわッ」

そう言い、竜生と裕也はだんぢりの方へ向かって行った。


「美稀、よかったなぁ!」

「べッ別に…」

美稀は照れながら答えた。


「告りよ?」

いきなりの言葉で、ビックリした。


「何言ってンよ!!」

「好きなンやろ??」

「デモ…」