モカを抱え、ベッドに落とす。

逃がさないようにすぐさま覆い被さり、額にキスを落とした。

怯えさせないように…とモカに微笑んだあと、パジャマのボタンを一つ外して胸元に吸い付く。


真っ白な肌に浮かんだ紅い痕に満足して目を細めた。



「イヤッ!!」

俺の頭を押して逃げようとするモカの唇を再び塞ぐ。

やめて!と暴れるモカの身体を押さえ、パジャマの下から手を差し込んだ瞬間、


「…ぃや……やだよ…」

ヒックヒックと泣きじゃくるモカの声が聞こえた。