「…ありがとう」

そう微笑むモカに、ぎこちない笑みを返す。


いつまで待てるのか…俺…。早く覚悟してくれよ、モカ…。


それから他愛もない話をしたあと、外がすっかり暗くなっていることに気付いた。
モカといると、あっという間に時間が過ぎる。



…そういえば全然勉強してねぇ。