お昼休憩、いつもの図書館。




モカを抱き締め、むさぼるようにキスをした。



本当は、何を話していたか問い詰めたかったけど、できなかった。

呆れられるのが怖かった。
心の小さい男だと思われたくなかった。



「…モカ、俺のこと好き?」

唇を離し、モカを見つめる。