それから冬が過ぎ、あたしは高3になった
−ゲンチャンと出会った季節夏が近づく
蝉の声と頬をかすめるたまにふく涼しい夕方の風がゲンチャンと出逢った日のことを想い出させる
あ〜ぁ つまんないー 「ナツー!今日もかき氷食べて帰ろう」
ナツと一緒に帰りながらかき氷を買いに駅前の店に立ち寄った
「あれ?あそこにいるのゲンチャンじゃない?」
ナツが指差したほうを見た
あっ あたしは咄嗟にナツの後ろに隠れた
なんで隠れてんだろ? あたしが隠れる必要なんてないよね…
ナツの横に戻ったとき、ゲンチャンと目が合った
ゲンチャンが今にも駆け寄ってきそうだったから、苺ミルクのかき氷を手に急いで駆け出した。
−ゲンチャンと出会った季節夏が近づく
蝉の声と頬をかすめるたまにふく涼しい夕方の風がゲンチャンと出逢った日のことを想い出させる
あ〜ぁ つまんないー 「ナツー!今日もかき氷食べて帰ろう」
ナツと一緒に帰りながらかき氷を買いに駅前の店に立ち寄った
「あれ?あそこにいるのゲンチャンじゃない?」
ナツが指差したほうを見た
あっ あたしは咄嗟にナツの後ろに隠れた
なんで隠れてんだろ? あたしが隠れる必要なんてないよね…
ナツの横に戻ったとき、ゲンチャンと目が合った
ゲンチャンが今にも駆け寄ってきそうだったから、苺ミルクのかき氷を手に急いで駆け出した。