それは記憶の様だった。 何万時間、何千日分の 果てしない記憶。 それに組み込まれている 何億という情報。 それが僕の中に 流れ込んできて・・。 ひどいひどい 吐き気だ。 頭が割れそうな程に痛い。 自分の中に 小さな光を見た。 それは膨張を 繰り返して、黒を白に 塗り替えようとしていく。 そして。それは 最後に達し、弾けた。 !! 心臓が強く鼓動を 打ったのが分かった。