「なっ、灰二が避ける
から悪いんでしょ!」
「自己防衛の
何処が悪いんだよ。」
「う・・。てか
頭弱いって何!?」
私はそういって
灰二の胸の辺りを
ポカスカ叩いた。
灰二は「はい、はい」
って顔をしている。
「でも、玲が転ばなくて
良かったよ。」
そう灰二が優しく笑った。
そうだ。
そう言えば私
転んでいない。
ん?
今何処
叩いたんだっけ?
灰二の胸の辺り。
灰二の・・胸・・?
もう一度
顔を上げてみる。
灰二の顔があった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…