そして罰を悪そうに
こう言ったのだった。

耳の先を赤くして。

「久しぶりに
一緒に帰らんと思って。
いや、人待ちしてたら
別にいいんだけど・・。」

一緒に・・。

帰らん・・?

「へ?」

とても阿呆な
声だったと思う。