「ごめん。」
「なんで謝るんだよ。」
相変わらず、灰二は
笑い続ける。
なんでそんなに笑えるの?
灰二は優しい。
何時でも、
どんなときでも。
だから私は灰二を
傷つけてしまう。
今だってそう。
灰二のことを心配して
あげなきゃいけないのに、
私が灰二ん家のことを
遠まわしに言って
しまったから、
灰二のことを
傷つけてしまった
のかもしれない。
それに、灰二に
心配させてしまってる。
昔からそうだった。
私は灰二の
優しさに甘えてる。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…