『全く
か弱くなったな』


麻衣ゎ
美由の気持ちを
考え
落ちた筒を拾って
美由の
お腹の上に置いた。

『悪いな。』

『いいさ。』


『麻衣に
お願いがある。』

『なんじゃい』

『私が死んだら
海に流して。』

『はいよ。』

麻衣ゎ
泣きながら返事をした。


『私、お前と
幼なじみで良かったゎ』


『バカな事
言うなよ。』

麻衣が泣き笑いながら
美由を見ると
涙を流して
美由ゎぐたっとしていた。


麻衣ゎ急いで
ナースコールを押す。


だが…
美由の意識ゎ
戻らなかった。