美由ゎ
窓から見える
青空をずっと
見ていた。


おばあちゃん
もうじき
会いに行くからね…


でも
美由ゎ思った。


自分が今まで
やってきた事を
思い出し
私ゎ黒だから
地獄か…


『美由ちゃん
また食べてない
じゃない』


看護師が
残ったままの
食事を見て
悲しそうな顔をした。


『食べなきゃ
体力落ちちゃうょ。』


美由ゎ
上の空。


ただ青空を見ていた。


看護師ゎ
食事を片付け
部屋を後にした。



『おい!
美由!見舞いに着たぞ』


麻衣が
お見舞いにきた。


麻衣ゎ
今までの美由とゎ
違う姿になってる
美由を見て
言葉を失った。


『麻衣か…』


美由ゎ麻衣を
見た。


目の焦点が
会ってない。
ぼやけて見えた。


『お前学校行けよ』


美由ゎ麻衣に
そう言った。


『残念でした。
今日ゎ卒業式だから
美由の卒業証書も
もらってきた。』


差し出された
筒を麻衣ゎ
美由の手にのせた。


美由ゎ
受け取ろうと
手に力を入れた。
だが
動かない。
筒が床に落ちた。