「こんにちは!」

僕は事務所で、飯島さんと話をしていると背中をぽんっと叩かれた

僕が振り返ると、なんとも露出度の高い服を着ている椎名さんが立っていた

笑顔で僕に手を振っている

椎名さんの後ろには背の高い黒いスーツを着た男が立っている

すごく不機嫌…というか

僕を睨んでる?

なんか凄い敵視されてる気がするんですけど、ねえ

「あ…しい…じゃなくて乙葉…どうしてここに?」

椎名さんの後ろにいる人の視線が…さらにきつくなったような…

「聖一郎、私も華道の勉強をしたいわ」

椎名さんが僕の腕に絡みついてきた

「ひゃああぁ(何をするんですかっ!)」

僕は小声で、椎名さんに質問する

「あれ一回こっきり…なんておば様に怪しまれるだろうがっ」

「ですが…こういうのは」

「バレていいのかよ」

「よくないですけど…」

愛子さんに知られたら…と思うと…

まあ、今日は愛子さんの授業は入ってませんが・・・