「本当に?」

「ええ」

有栖川がにっこりと笑うと、私もつられて笑った

「…ということで」

有栖川が私の服の中に手を入れてきた

「ちょ…え?」

「新婚初夜ですから」

「ですから?」

「ヤることはヤラないと」

有栖川がにやっと口元を緩めると、私を押し倒してきた

「ちょ…ええ?」

「夏休みが終わったら学校に通うんでしょ?」

「え? ああ、うん
あっ、有栖川、手続きをしてくれたって勇人さんから聞いたよ
ありがとう、嬉しいよ」

「うん、だからそのお礼を身体でしてくれる?」

「はあ?」

有栖川はにこにこと笑って、どんどんと私の服を脱がしていく