『怜夜君足速いんだねっ!』



息を切らせて水紀ちゃんは言う。




『いきなり走るんだもん。疲れた〜』



俺は水紀ちゃんの手を繋ぎながら屋上に来ていた。



「あっ!ごめん!!!」




『アハハッいいよぉ〜♪』



このまま俺我慢出来んのかな………。