俺と美妃ん家は学校に近い。


すぐに着いてしまった。



遅刻出来るからいいんだけどね♪



あ、そうだ☆美妃と水紀って同じクラスだよな!




美妃は寂しがりだから友達はたくさんいる。



お母さんの事もあるからだろう。



「あの〜さ、」


「な、なに!?」


「神田水紀って子のメアド教えてくれない?」



「………。」



美妃は、少し悲しそうな顔をした。



「いいよっ。」



無理に作った苦笑いで携帯を出す。




俺……。悪い事言ったかなぁ………。