「………で、水紀ちゃんは、なんで内緒で練習なんてしてるの?」




『私……泳ぎが人より下手で…。
プール勝手に使うと怒られるでしょ?
だからこうやって夜に練習してるの。』




「俺は下手だとは思わなかったけどな。」




『ん……そぉ?』




恥ずかしそうに笑っている。




か、かわいい…。




「下手なんかじゃないよ。自信持って!」



『ありがとう☆怜夜君って優しいんだね☆』






「ハハッ☆そうかな!?」




水紀ちゃんはクスクス笑っている。




やべぇ……かわいい……