とにかく、もっと明るい光はないものかと携帯をいじくっていると着信履歴とがあることに気付いた。
・・・誰?
開いてみると、22件の着信履歴があった。


ぇッ・・・怖ッ・・・・・・!!

開いてみると、6件の着信は玲奈で、4件は賢ちゃん。
残りは全て私の愛おしい人・・・
「咲ちゃん・・・・・・
ううぅ・・・咲ちゃんの馬鹿やろっ!!
早く、助けにきてよぉ・・・・・・・」

『阿呆。
もう来たから・・・勝手にいなくなるなよな!
すげー心配しただろ!』

嘘。何で・・・・・・?
扉の向こう側からはかすれて、息のあがった咲ちゃんの声が聞こえてきた。