「私、気づいたの。ハルヤが好きなんだって。だから、ハルヤ―――」





2歳年上で健康的に育ったその時のアヤカは、





未発達だった細い腕のアタシよりも力が強かった。





その上、施設での過酷な生活で疲れ果てていたアタシは何の抵抗もすることができず、





アヤカにキスをされ、





犯された。





それは、





大好きな姉が、





大嫌いになった瞬間だった。