「それはトモダチとして? それとも、オンナとして?」





「………え?」





いつか、そんな質問をアタシもしたことがあった。





「ただいまー」





バイトから帰ってきたリエが部屋に入ってきた。





「リエ姉、おかえり」





「おかえり。リエ」





ベッドにバッグを投げてコンビニの制服のまま倒れ込む。