「お、お母..さん」


「何?」


「何でもないっ
てか、何の用?」




「ただ来ただけ」

「・・・」




あたしは軽くシッシとやって、お母さんを追い出す


「じゃあ、俺も帰るわ。」


「えぇ!」


そんな..今来たばっかりじゃん



「だってあの目は、遠回しに俺に帰れって言ってるし」


―そうなんだ
気づかなかった..


「てか、帰んないで・・ほしいの?」

「え?あ、いやっ」




あたしの髪をくしゃくしゃにして―・・


蓮の言葉が耳に入る



「えっ!今なん..「ははっじゃあ、また明日なっ」