「ルリカも今日バイトだろ?
俺もこの講義で終わりだから
一緒に行こう」
「うん!」
同じ講義のときは隣り合わせで座って、当たり前のように交わされるカズキとの会話
講義が終われば一緒に電車に乗り、講義の課題の話をしながらバイト先へ向かう
お店には講義のなかったサキちゃんが既にバイトに入っていて、私が休憩にはいると早上がりのサキちゃんもスタッフルームに入ってきた
「ねえ、ルリカとカズキってどうなってるの?
カズキのことどう思っているの?」
着替えながら唐突に聞いてきたサキちゃん
「えっ!?どうしたの急に…」
面食らっている私に、『そうなるよね』ボソッと呟いて
「この前クラスの友達に、ルリカとカズキは付き合っているのか?って聞かれてさ
実は一度だけじゃなかったりするんだよね、これが…
まあいつも、どうだろ~って
適当にこたえているんだけどね
あいつ結構モテるらしい」
ビックリ…
確かに見た目ハーフっぽくて格好いいし、頭も悪くない、と言うか寧ろいいし、優しくて、一見華奢な感じだけど、確か何か格闘技やってるって…
モテる…よね
ビックリ…
カズキがモテることに?
私とカズキがそういう風に見られていたことに?
それとも…
俺もこの講義で終わりだから
一緒に行こう」
「うん!」
同じ講義のときは隣り合わせで座って、当たり前のように交わされるカズキとの会話
講義が終われば一緒に電車に乗り、講義の課題の話をしながらバイト先へ向かう
お店には講義のなかったサキちゃんが既にバイトに入っていて、私が休憩にはいると早上がりのサキちゃんもスタッフルームに入ってきた
「ねえ、ルリカとカズキってどうなってるの?
カズキのことどう思っているの?」
着替えながら唐突に聞いてきたサキちゃん
「えっ!?どうしたの急に…」
面食らっている私に、『そうなるよね』ボソッと呟いて
「この前クラスの友達に、ルリカとカズキは付き合っているのか?って聞かれてさ
実は一度だけじゃなかったりするんだよね、これが…
まあいつも、どうだろ~って
適当にこたえているんだけどね
あいつ結構モテるらしい」
ビックリ…
確かに見た目ハーフっぽくて格好いいし、頭も悪くない、と言うか寧ろいいし、優しくて、一見華奢な感じだけど、確か何か格闘技やってるって…
モテる…よね
ビックリ…
カズキがモテることに?
私とカズキがそういう風に見られていたことに?
それとも…