都はそう言うと座っていた椅子を端に寄せた。









「都、ありがとうね。」








「ううん、また来るね?」








都はそう言うと病室を出て行った。










「お友達ですか?」










「えぇ、親友なんです。小学校からの。」














桐島先生に問われ私は答える。












そう都は私が一番苦しかったときも悲しかったときもいつもずっと傍に居てくれた大事な友達・・・・。