カッコいい。

不覚にもそう思ってしまった。

チャラい男子は廊下側の席に座った。

そしてその王子様フェイスの男子はずんずん近づいてきて
あたしの横に座った―――。

え。郁って、、、郁って、、、、この人!?

「あっれー。郁人(ikuto)ぉお前これ名前間違ってんぞ。」

「あ、ホントだ。ま、いいよ」

声も、透き通ったいい声。

郁ちゃんは実は郁人君だったらしい。

こういう人が生徒会長になるのかな。。。

そんなことをボンヤリ思っていた。