「あーΣ( ̄□ ̄;)
わたしのサイダーが〜」

「これ李呑のサイダー?」

「そうだよ〜」

私は涙ぐみながら言った。

「いいじゃん!!李穂、
すごく疲れてるんだから!」

「バイト…次はなにするの?」

「ガソスタとお好み焼き屋」

「前たこ焼き屋だったのに
なんでお好み焼き…
全然変わんないじゃん!」

「たこ焼き屋とお好み焼き屋の
時給が違うのよ!時給が!」

姉は目を輝かせて
私をじっと見た。

「なんでそんなにお金
貯めたいの( ̄^ ̄)?」

「夢を叶えたいから!!」

姉の口からそんな言葉が
出ると知らなかったので
私は唖然とした。
母もとても驚いた
顔をしていた。

「夢ってなに?」

「言わない!」

「えーなんで!?」

「そのうち…ね(*^□^*)」

姉は部屋に帰って行った。