「明日で帰るんだねぇ」
「だねぇ〜」
梓の言ったことに結花が答えた。
「なんだかんだいっても、この部屋楽しかったね」
「「うん」」
こんな会話をしてねた。


「?……寒い…なんでだろ。クーラーついてないのに〜。トイレ言って寝よ」
梓は、トイレに立った。


トイレから出てきて、前を見ると、霧がかかったように見える血まみれの男の人がいた。
バンッと一度閉め、もう一度あけると、なにもいなかった。